緊急PHP2Shell(CVE-2026-109618 / 109619)公表から1日/PHP 8.1 以前は修正版なし今すぐ診断
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Linux で PHP のバージョンを上げる手順|Ubuntu・AlmaLinux など

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著者
編集部

自分で管理している Linux のサーバーで PHP を上げる流れ。配布元のパッケージと追加のリポジトリの違い、再起動まで。

VPS やクラウドなど、自分で管理する Linux のサーバーで PHP を上げる流れをまとめた。PHP2Shell の修正版を入れるだけなら、同じ系列のパッケージの更新で済むことが多い。

この記事の要点
  • 系列の中の更新(例 8.3.x の修正版)なら、パッケージの更新と再起動で済む
  • 系列を変える(例 7.4 → 8.4)なら、新しい系列を並べて入れてから切り替える
  • 配布元のパッケージは、番号を変えずに修正を入れることがある。更新履歴で確かめる
  • 更新したら、PHP-FPM か Web サーバーを必ず再起動する

まず今の状態を確かめる

確かめることコマンドの例
コマンドの PHP の版php -v
入っている PHP のパッケージ(Ubuntu など)dpkg -l の一覧から php を探す
入っている PHP のパッケージ(AlmaLinux など)rpm -qa の一覧から php を探す
動いている PHP-FPMsystemctl status 'php*-fpm'

同じ系列の修正版を入れる

  • Ubuntu・Debian:sudo apt update のあと sudo apt upgrade
  • AlmaLinux・Rocky Linux・RHEL:sudo dnf upgrade 'php*'
  • 入れたら PHP-FPM(または Apache)を再起動する
再起動を忘れない

パッケージを入れ替えても、再起動するまでは古い PHP が動いたまま。php.net も、設定や修正を入れたら全ワーカーを再起動するよう求めている。

系列を変える(例 7.4 → 8.4)

  • 配布元の標準のパッケージに新しい系列が無いときは、よく使われる追加のリポジトリから入れる
  • Ubuntu では ondrej の PPA、AlmaLinux などでは Remi のリポジトリがよく使われる
  • 新しい系列を並べて入れ、Web サーバーの設定で使う PHP-FPM を切り替える
  • 拡張(mbstring・mysql・gd など)も新しい系列の分を入れ直す
PHP の移行の5つの手順
PHP の移行の5つの手順

番号が変わらない修正に注意

Ubuntu・Debian・RHEL などの配布元は、修正を古い番号のまま入れる(バックポート)ことがある。php -v の番号が古く見えても直っていることがあるので、パッケージの更新履歴で CVE-2026-109618 / 109619 の修正が入ったかを確かめる。

よくある質問

パッケージを更新したのに、版が変わりません

配布元のパッケージは、番号を変えずに修正を入れることがあります。
パッケージの更新履歴で、CVE の番号を探してください。
また、PHP-FPM や Web サーバーの再起動も忘れずに行ってください。

追加のリポジトリを使っても大丈夫ですか?

広く使われているものですが、配布元の保守の対象外になります。
そのリポジトリの更新を、自分で追いかける必要があります。

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参考にした情報

この記事の情報

2026年10月22日時点の公開情報にもとづく。最新は各公式のページを確認すること。

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編集部