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Cloudflare へのサーバー移行|WordPress を移して PHP の脆弱性から卒業する方法

公開
著者
編集部

PHP を上げても、数年ごとに同じ対応が必要になる。WordPress のサイトを Cloudflare へ移して PHP そのものをなくす方法と、向き不向き、移したあとの更新のしかたをまとめた。

この記事の流れ約45秒
この記事で分かること

Cloudflare へのサーバー移行|WordPress を移して PHP の脆弱性から卒業する方法

  • Cloudflare は PHP を動かさない。移すときは、PHP がいらない形のサイトにする
  • PHP がなければ、PHP の脆弱性の影響は受けない。PHP や OS の更新も要らない
  • 会社案内・ブログ・お店の紹介などは移しやすい
  • ネットショップや会員制のサイトは、作り直しや別のサービスとの組み合わせが要る
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移すと何が変わるか

  • PHP の脆弱性:見つかるたびに更新が必要
  • PHP・OS の更新:数年ごとに必要(PHP 8.2 は 2026年12月31日で保守終了)
  • 表示の速さ:サーバー1台から配る
ここを読む
今のサーバーと Cloudflare の違い
2 / 8

PHP をなくす3つのやり方

  • ページを書き出す:今の WordPress のページを HTML に書き出して、Cloudflare に置く
  • 作り直す:今の見た目に合わせて、PHP のいらない形で作り直す
  • WordPress を裏に隠す:WordPress は外から見えない所に残して編集に使い、公開するページだけ Cloudflare に置く
ここを読む
3 / 8

向き不向きの見分け方

  • 会社案内・お店の紹介・採用のページ:向いている
  • ブログ・お知らせ:向いている
  • お問い合わせフォーム:向いている(フォームは作り直す)
ここを読む
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プラグインはどうなるか

  • 見た目を作るプラグイン:書き出したページにそのまま残る
  • フォーム・検索・コメントのプラグイン:Cloudflare の仕組みや外のサービスに置き換える
  • セキュリティ・キャッシュのプラグイン:要らなくなる
ここを読む
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移行の流れ

  • 今のサイトのページ・フォーム・プラグイン・メールの使い方を洗い出す
  • PHP がいらない形にする(書き出すか、作り直すか、裏に隠すか)
  • フォームを Cloudflare の仕組みで作り直す
ここを読む
サーバー移行の6つの手順
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移したあとの更新のしかた

  • 書き出し直す:外から見えない WordPress で記事を書き、書き出して Cloudflare に置き直す
  • 別の編集の仕組み:記事を書く画面を別に用意して、公開すると Cloudflare に反映される
  • 頼む:更新が少ないなら、更新を頼む形でもよい
ここを読む
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気をつけること

  • ページの住所(URL)は今と同じにする。変わるなら転送(301)を入れて、検索の評価を引き継ぐ
  • サーバーでメールも使っているなら、メールの移し先を先に決める
  • 検索・コメント・会員・決済など、PHP で動いていた機能は、別の仕組みに置き換える
ここを読む
8 / 8

まず今のサイトを調べる

このサイトの診断に URL を入れると、WordPress の版・プラグインの数と名前・Web サーバーなどが分かる

ここを読む

PHP2Shell のような脆弱性が出るたびに PHP を上げるのは、終わりのない作業になる。Cloudflare へサイトを移して PHP そのものをなくせば、PHP の脆弱性を追いかける必要がなくなる。その方法と、向き不向きをまとめた。

この記事の要点
  • Cloudflare は PHP を動かさない。移すときは、PHP がいらない形のサイトにする
  • PHP がなければ、PHP の脆弱性の影響は受けない。PHP や OS の更新も要らない
  • 会社案内・ブログ・お店の紹介などは移しやすい
  • ネットショップや会員制のサイトは、作り直しや別のサービスとの組み合わせが要る

移すと何が変わるか

今のサーバーと Cloudflare の違い
今のサーバーと Cloudflare の違い
項目今のサーバー(PHP)Cloudflare へ移したあと
PHP の脆弱性見つかるたびに更新が必要PHP を使わないので影響を受けない
PHP・OS の更新数年ごとに必要(PHP 8.2 は 2026年12月31日で保守終了)要らない
表示の速さサーバー1台から配る世界中の拠点から配る
大量の攻撃(DDoS)サーバーが止まることがあるCloudflare が受け止める
https設定と更新が必要自動
サーバー代毎月かかる小さなサイトなら無料の範囲に収まることが多い

PHP をなくす3つのやり方

やり方中身向いている場合
ページを書き出す今の WordPress のページを HTML に書き出して、Cloudflare に置く見た目を変えたくない・すぐ移したい
作り直す今の見た目に合わせて、PHP のいらない形で作り直す古いサイトをきれいにしたい
WordPress を裏に隠すWordPress は外から見えない所に残して編集に使い、公開するページだけ Cloudflare に置く今の WordPress の編集画面のまま更新したい

向き不向きの見分け方

サイトの中身向き不向き
会社案内・お店の紹介・採用のページ向いている
ブログ・お知らせ向いている
お問い合わせフォーム向いている(フォームは作り直す)
サイト内の検索工夫すれば移せる
コメント欄外のサービスに置き換える
ネットショップ(WooCommerce など)相談が必要
会員制・ログイン相談が必要
予約・見積もりの仕組み相談が必要

移せない場合は、PHP 8.4 / 8.5 への更新が現実的。

プラグインはどうなるか

  • 見た目を作るプラグイン:書き出したページにそのまま残る
  • フォーム・検索・コメントのプラグイン:Cloudflare の仕組みや外のサービスに置き換える
  • セキュリティ・キャッシュのプラグイン:要らなくなる
フォームは作り直す

お問い合わせフォームは PHP で動いていることが多い。Cloudflare に移すときは、Cloudflare の仕組み(Workers など)でフォームを作り直す。

移行の流れ

サーバー移行の6つの手順
サーバー移行の6つの手順
  1. 今のサイトのページ・フォーム・プラグイン・メールの使い方を洗い出す
  2. PHP がいらない形にする(書き出すか、作り直すか、裏に隠すか)
  3. フォームを Cloudflare の仕組みで作り直す
  4. Cloudflare に公開して、表示とフォームを確かめる
  5. DNS の向き先を変える。古いサーバーは数日残してから解約する

移したあとの更新のしかた

やり方更新の手順
書き出し直す外から見えない WordPress で記事を書き、書き出して Cloudflare に置き直す
別の編集の仕組み記事を書く画面を別に用意して、公開すると Cloudflare に反映される
頼む更新が少ないなら、更新を頼む形でもよい
WordPress を裏に残すときも更新は要る

編集のために WordPress を残す場合、外から見えない所に置いても、その WordPress と PHP の更新は続ける。外から攻撃を受けにくくなるだけで、PHP がなくなるわけではない。

気をつけること

  • ページの住所(URL)は今と同じにする。変わるなら転送(301)を入れて、検索の評価を引き継ぐ
  • サーバーでメールも使っているなら、メールの移し先を先に決める
  • 検索・コメント・会員・決済など、PHP で動いていた機能は、別の仕組みに置き換える

まず今のサイトを調べる

このサイトの診断に URL を入れると、WordPress の版・プラグインの数と名前・Web サーバーなどが分かる。プラグインの名前から、移しやすさの目安が分かる。

よくある質問

Cloudflare に移せば、本当に PHP の脆弱性の影響を受けませんか?

公開しているサイトが PHP を使わない形になっていれば、PHP の脆弱性の影響は受けません。
ただし、編集のために WordPress を別の所に残す場合は、その WordPress と PHP の更新は続けてください。

移行中、サイトは止まりますか?

Cloudflare 側で表示とフォームを確かめてから DNS を切り替えるので、ほとんど止まりません。

費用はどれくらいかかりますか?

サイトの大きさやフォームの数で変わります。
PHPチェッカーでは、今のサイトを確かめてから無料で見積もります。
移したあとの更新や見守りは、月額の保守でも引き受けます。

移したあと、自分で記事を更新できますか?

できます。
外から見えない WordPress で書いて書き出す方法や、別の編集の画面を用意する方法があります。
サイトに合わせて提案します。

ネットショップは移せませんか?

カートや決済は PHP で動いていることが多いので、作り直しや別のサービスとの組み合わせが必要です。
移せない場合は、PHP 8.4 / 8.5 への更新を提案します。

無料ツールPHP2Shell 脆弱性チェッカーPHP のバージョンとサーバー会社を選ぶだけで、危険度と今やることが分かります。

参考にした情報

この記事の情報

2026年10月22日時点の公開情報にもとづく。Cloudflare の料金や機能は変わることがあるので、最新は公式のページを確認すること。Cloudflare は Cloudflare, Inc. の商標で、PHPチェッカーは Cloudflare の公式のサービスではない。

今のサイトを確かめてから、Cloudflare へ移せるかどうかと費用を伝える。見積もりは無料。

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