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静的サイトとは?WordPress との違いと、会社のサイトに向いているかの見分け方

公開
著者
編集部

静的サイトは、できあがったページを置くだけのサイト。WordPress と比べて、速さ・安全・費用・更新のしやすさがどう違うのか。向いている会社と、よくある誤解をまとめた。

この記事の流れ約30秒
この記事で分かること

静的サイトとは?WordPress との違いと、会社のサイトに向いているかの見分け方

  • 静的サイトは、ページを置くだけ。サーバーでプログラムが動かない
  • 速い・止まりにくい・PHP の更新が要らない、が大きな利点
  • 誰が見ても同じ中身のページ(会社案内・採用・ブログ)なら向いている
  • 会員・カート・予約のように、人ごとに中身が変わる機能は苦手
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静的サイトと WordPress の違い

  • ページの作り方:開かれるたびにサーバーで組み立てる
  • 速さ:サーバーの性能と混み具合しだい
  • 安全:PHP・本体・プラグインの更新が欠かせない
ここを読む
動かすサイトと置くだけのサイトの違い
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向いている会社・向いていない会社

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更新はどうするのか

静的サイトで一番よく聞かれるのが「自分で更新できるのか」だ

  • 書き出し直す:外から見えない所に WordPress を残し、書いたらページを書き出して置き直す
  • 編集の画面を別に用意する:記事を書く画面を用意し、公開すると静的サイトに反映される
  • 頼む:更新したい文字や写真を送り、反映してもらう
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よくある誤解

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移すかどうかの考え方

PHP は約4年ごとに上げ直しが来る

  • 今回 PHP 7.4 や 8.0・8.1 から上げる必要がある:作り直しと上げ直しの手間が近いので、比べる価値が高い
  • 今のサイトを近いうちに作り直す予定がある:作り直しのついでに静的サイトにするのが効率がよい
  • 会員やカートが中心:静的サイトにはせず、PHP の更新を続けるほうが現実的
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PHP のバージョンアップが数年ごとに来るしくみ

「静的サイト」は、できあがったページ(HTML)をそのまま置いて見せるサイトのことだ。WordPress のように、見る人が来るたびにサーバーでページを組み立てる「動的サイト」と対になる言葉として使われる。

PHP2Shell のような脆弱性が出るたびに対応に追われるなら、静的サイトに切り替えるのも1つの手になる。ただし、どの会社にも向いているわけではない。違いと見分け方を説明する。

この記事の要点
  • 静的サイトは、ページを置くだけ。サーバーでプログラムが動かない
  • 速い・止まりにくい・PHP の更新が要らない、が大きな利点
  • 誰が見ても同じ中身のページ(会社案内・採用・ブログ)なら向いている
  • 会員・カート・予約のように、人ごとに中身が変わる機能は苦手

静的サイトと WordPress の違い

動かすサイトと置くだけのサイトの違い
動かすサイトと置くだけのサイトの違い
WordPress(動的サイト)静的サイト
ページの作り方開かれるたびにサーバーで組み立てる先に作っておいたページを配る
速さサーバーの性能と混み具合しだい世界中の拠点から配れるので速い
安全PHP・本体・プラグインの更新が欠かせない動くプログラムがないので、守る所が少ない
止まりにくさアクセスが集中すると遅くなる・止まる配るだけなので止まりにくい
更新のしやすさ管理画面から誰でも書ける仕組みしだい(下で説明)
苦手なこと特になし(何でもできる)会員・カート・予約など、人ごとに変わるもの

WordPress は「何でもできる」代わりに、動く部品が多く、守る所も多い。静的サイトは「できることを絞る」代わりに、守る所が少ない。

向いている会社・向いていない会社

向いている

  • 会社案内・サービス紹介・採用のページが中心
  • 更新はお知らせやブログを月に数回くらい
  • お問い合わせはフォームとメールで受けている
  • 社内に Web に詳しい人がいない(更新や保守に手をかけられない)

向いていない(相談が必要)

  • ネットショップのカート・決済がある
  • 会員登録やログインがある
  • 予約や見積もりなど、その場で計算する仕組みがある
  • 毎日たくさんの人が記事を書いている

向いていない機能が一部だけなら、その部分だけを外のサービスにして、残りを静的サイトにする方法もある。例えば、ネットショップは専門のサービスに任せ、会社案内は静的サイトにする、という分け方だ。

更新はどうするのか

静的サイトで一番よく聞かれるのが「自分で更新できるのか」だ。やり方は3つある。

やり方中身向いている場合
書き出し直す外から見えない所に WordPress を残し、書いたらページを書き出して置き直す今の WordPress の画面に慣れている
編集の画面を別に用意する記事を書く画面を用意し、公開すると静的サイトに反映される自分で書く頻度が高い
頼む更新したい文字や写真を送り、反映してもらう更新が月に数回以下
WordPress を残すなら、その更新は続く

書き出しのために WordPress を残す場合、外から見えない所に置いても、その WordPress と PHP の更新は続けたほうがよい。外から攻撃を受けにくくなるだけで、PHP がなくなるわけではない。

よくある誤解

静的サイトは古い作り方?

昔の HTML だけのサイトを思い浮かべるかもしれないが、今の静的サイトは、作るときに部品を組み合わせて自動でページを作る。見た目や動きは WordPress と変わらないものが作れる。

検索に弱い?

弱くない。検索エンジンが読むのは HTML で、静的サイトは中身がそのまま HTML に入っている。表示も速いので、むしろ有利なことが多い。注意するのは、移すときにページの住所(URL)を変えないこと。変えるなら転送(301)を入れる。

費用が高い?

最初に作り直す費用はかかる。一方で、サーバー代は小さなサイトなら無料の範囲に収まることが多く、PHP やプラグインの更新の手間もなくなる。数年単位で比べると、どちらが安いかは、今の保守にどれだけかかっているかで決まる。

移すかどうかの考え方

PHP のバージョンアップが数年ごとに来るしくみ
PHP のバージョンアップが数年ごとに来るしくみ

PHP は約4年ごとに上げ直しが来る。上げるたびにプラグインの対応を確かめ、テストし、切り替える。この手間と、静的サイトに作り直す手間を比べて決めるとよい。

  • 今回 PHP 7.4 や 8.0・8.1 から上げる必要がある:作り直しと上げ直しの手間が近いので、比べる価値が高い
  • 今のサイトを近いうちに作り直す予定がある:作り直しのついでに静的サイトにするのが効率がよい
  • 会員やカートが中心:静的サイトにはせず、PHP の更新を続けるほうが現実的

よくある質問

静的サイトにすると、自分で更新できなくなりますか?

更新はできます。
WordPress を外から見えない所に残して書き出し直す方法や、記事を書く画面を別に用意する方法があります。

静的サイトは検索で不利ですか?

不利ではありません。
中身がそのまま HTML に入っていて、表示も速いからです。
移すときにページの住所を変えないことが大切です。

ネットショップも静的サイトにできますか?

カートや決済は、人ごとに中身が変わるので、静的サイトだけでは作れません。
ショップは専門のサービスに任せ、会社案内だけを静的サイトにする分け方があります。

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参考にした情報

この記事の情報

2026年10月22日時点の公開情報にもとづく。脆弱性の情報や各サービスの機能は変わることがあるので、最新は公式のページを確認すること。Cloudflare は Cloudflare, Inc. の商標で、PHPチェッカーは Cloudflare の公式のサービスではない。

今のサイトが静的サイトに向いているか、移すならどう分けるかを、サイトを確かめてから伝える。見積もりは無料。

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