サーバー移行の手順|古い PHP のサーバーから新しいサーバーへ移す
今のサーバーで新しい PHP が使えないなら、サーバーごと移す。移行の体験談で多かったつまずきを元に、手順と注意点をまとめた。
この記事の流れ約25秒
この記事で分かること
サーバー移行の手順|古い PHP のサーバーから新しいサーバーへ移す
- 管理画面で新しい PHP を選べれば、移行は要らない。選べないときがサーバー移行
- 一番大事なのは、最初の洗い出し(サイト・メール・定期の処理)
- DNS を切り替える前に、新しいサーバーで表示を確かめる
- 古いサーバーは、新しい側で動くのを確かめるまで消さない
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サーバー移行が必要なとき
- 管理画面で PHP 8.4 / 8.5 を選べる:切り替えるだけ(サーバー移行は要らない)
- 古いサーバーで、新しい PHP が無い:サーバー移行
- OS の保守が終わっている(CentOS 7 など):サーバー移行
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移行の手順
- 洗い出す:サイト・データベース・メール・定期の処理(cron)・ほかの用途を書き出す
- 用意する:新しいサーバーを PHP 8.4 か 8.5 で用意する
- 移す:ファイルとデータベースを移し、設定ファイル(wp-config.php など)を新しいサーバーに合わせる
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体験談で多かったつまずき
- 移行後に「データベースに接続できません」:設定ファイルのデータベースの情報を、新しいサーバーのものに変える
- 文字化け:データベースを書き出すときと読み込むときの文字コードをそろえる(utf8mb4)
- 切り替え後、数日は新旧どちらが出るか分からない:DNS の反映を待つ。前もって TTL を短くしておく
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古い PHP からの移行は2段に分ける
- PHP 5 や 7 のプログラムは、PHP 8 でそのまま動かないことが多い
- まず新しいサーバーで動くようにプログラムを直し、テストしてから切り替える
- 止められないサイトは、前に新しいサーバーを置き、少しずつ移す方法もある
PHP 8.1 以前には PHP2Shell の公式の修正版が出ていない。今のサーバーで PHP 8.4 や 8.5 を選べないなら、新しいサーバーへサイトごと移す(サーバー移行)。公開されている移行の体験談で多かったつまずきを元に、手順をまとめた。
この記事の要点
- 管理画面で新しい PHP を選べれば、移行は要らない。選べないときがサーバー移行
- 一番大事なのは、最初の洗い出し(サイト・メール・定期の処理)
- DNS を切り替える前に、新しいサーバーで表示を確かめる
- 古いサーバーは、新しい側で動くのを確かめるまで消さない
サーバー移行が必要なとき
| 今の状態 | やること |
|---|---|
| 管理画面で PHP 8.4 / 8.5 を選べる | 切り替えるだけ(サーバー移行は要らない) |
| 古いサーバーで、新しい PHP が無い | サーバー移行 |
| OS の保守が終わっている(CentOS 7 など) | サーバー移行 |
| 古いプランのまま、新しいプランに移れない | サーバー移行 |
移行の手順
- 洗い出す:サイト・データベース・メール・定期の処理(cron)・ほかの用途を書き出す
- 用意する:新しいサーバーを PHP 8.4 か 8.5 で用意する
- 移す:ファイルとデータベースを移し、設定ファイル(wp-config.php など)を新しいサーバーに合わせる
- 確かめる:DNS を切り替える前に、自分のパソコンだけ新しいサーバーを見る設定(hosts)で表示を確かめる
- 切り替える:DNS の向き先を新しいサーバーへ変える
- 見守る:数日は古いサーバーを残し、問題がなければ片付ける
体験談で多かったつまずき
| つまずき | 防ぎ方 |
|---|---|
| 移行後に「データベースに接続できません」 | 設定ファイルのデータベースの情報を、新しいサーバーのものに変える |
| 文字化け | データベースを書き出すときと読み込むときの文字コードをそろえる(utf8mb4) |
| 切り替え後、数日は新旧どちらが出るか分からない | DNS の反映を待つ。前もって TTL を短くしておく |
| メールが届かなくなった | メールの設定(MX レコード)も新しい先に合わせる |
| 「実はこの用途にも使っていた」が後から出てくる | 最初の洗い出しを丁寧にする |
| 新しいサーバーで動かない | SELinux・php.ini・.htaccess など、新旧の設定の違いを確かめる |
ドメインの移管は要らない
サーバーを移しても、ドメインの管理会社を変える必要はない。DNS の向き先を新しいサーバーへ変えるだけでよい。
古い PHP からの移行は2段に分ける
- PHP 5 や 7 のプログラムは、PHP 8 でそのまま動かないことが多い
- まず新しいサーバーで動くようにプログラムを直し、テストしてから切り替える
- 止められないサイトは、前に新しいサーバーを置き、少しずつ移す方法もある
よくある質問
サーバー移行中、サイトは止まりますか?
新しいサーバーで動くのを確かめてから DNS を切り替えるので、ほとんど止まりません。
ただし切り替え後の数日は、新旧どちらのサーバーが表示されるか分からないことがあります。
ドメインの会社も変えないといけませんか?
変えなくて大丈夫です。
DNS の向き先を新しいサーバーへ変えるだけで移せます。
メールはどうなりますか?
サーバーでメールも使っている場合は、メールの設定(MX レコード)も新しい先に合わせる必要があります。
移す前に、メールをどこで使っているかを洗い出してください。
参考にした情報
- php.net(2026年10月21日のセキュリティ告知)
- php.net:Supported Versions
- php.net:Unsupported Branches
- php.net:付録(移行ガイド)
- PHP5 のサーバから PHP8 のサーバへ移行する際に確認した箇所(DENKOSHA)
- PHP5 から PHP8 への移行は何が面倒なのか(ビットハイブ)
- WordPress のサーバー移行手順(ロリポップ)
- WordPress の引っ越し、5サイト移してわかったこと
- CentOS 7 のサポート終了と移行
この記事の情報
2026年10月22日時点の公開情報にもとづく。最新は php.net と、利用中のサーバー会社の告知を確認すること。
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