PHP 8.2 のサポート終了はいつ?2026年12月31日までにやること
PHP 8.2 は 2026年12月31日で公式の保守が終わる。PHP2Shell の修正版(8.2.35)は出ているが、年明け以降は修正が出ない。移行先と手順をまとめた。
PHP 8.2 は 2026年12月31日で公式の保守(セキュリティ修正)が終わる。PHP2Shell の修正版は出ているが、保守が終わると次の脆弱性には修正が出ない。
この記事の要点
- PHP 8.2 の公式の保守は 2026年12月31日まで
- まず PHP2Shell の修正版(8.2.35)に更新する
- 移行先は PHP 8.4(2028年12月31日まで)か 8.5(2029年12月31日まで)
- 年内に移るなら、11月中に試し始める
保守が終わるとどうなるか
- サイトがすぐに止まるわけではない
- それ以降に見つかった脆弱性には、修正版が出ない
- PHP2Shell のような重大な脆弱性が出ても、直す手段がなくなる
各バージョンの保守期限
| バージョン | 公開日 | 公式の保守 |
|---|---|---|
| PHP 8.5 | 2025年11月20日 | 2029年12月31日まで |
| PHP 8.4 | 2024年11月21日 | 2028年12月31日まで |
| PHP 8.3 | 2023年11月23日 | 2027年12月31日まで |
| PHP 8.2 | 2022年12月8日 | 2026年12月31日まで |
| PHP 8.1 | — | 2025年12月31日に終了(最終版 8.1.34) |
| PHP 8.0 | — | 2023年11月26日に終了(最終版 8.0.30) |
| PHP 7.4 | — | 2022年11月28日に終了(最終版 7.4.33) |
| PHP 7.3 | — | 2021年12月6日に終了(最終版 7.3.33) |
| PHP 7.2 | — | 2020年11月30日に終了(最終版 7.2.34) |
| PHP 7.1 | — | 2019年12月1日に終了(最終版 7.1.33) |
| PHP 7.0 | — | 2019年1月10日に終了(最終版 7.0.33) |
| PHP 5.6 | — | 2018年12月31日に終了(最終版 5.6.40) |
| PHP 5.5 | — | 2016年7月21日に終了(最終版 5.5.38) |
| PHP 5.4 | — | 2015年9月3日に終了(最終版 5.4.45) |
年内に移行する流れ
- 今の PHP のバージョンと、使っているプラグイン・テーマを書き出す
- サイトをまるごとバックアップする
- テスト環境で PHP 8.4 か 8.5 に切り替えて試す
- 本番の PHP を切り替える
- よく使う画面とお問い合わせフォームを確かめる
8.2 から 8.4 で動かなくなる主な原因
E_STRICTの定数が非推奨- DBA・ODBC・SOAP の一部で
is_resource()の判定が効かない round()に無効な mode を渡すと ValueError- OPcache の JIT の既定値が変わった(
opcache.jitを明示する) str_getcsv()の区切り文字などの長さの確認が厳しくなった
年末は作業が集中する
保守期限の直前は、サーバー会社や制作会社への相談が増える。年末年始の休みも重なるので、早めに試し始める。
よくある質問
PHP 8.2 はいつまで使える?
公式の保守は 2026年12月31日まで。それ以降もサイトは動くが、脆弱性が見つかっても修正は出ない。
8.2 から 8.4 に一気に上げても大丈夫?
多くの場合は大丈夫。ただし 8.3 と 8.4 の変更点に当てはまる書き方がないか、テスト環境で確かめてから切り替える。
無料ツールPHP2Shell 脆弱性チェッカーPHP のバージョンとサーバー会社を選ぶだけで、危険度と今やることが分かります。参考にした情報
- php.net(2026年10月21日のセキュリティ告知)
- php.net:Supported Versions
- php.net:Unsupported Branches
- php.net:付録(移行ガイド)
この記事の情報
2026年10月22日時点の公開情報にもとづく。最新は php.net と、利用中のサーバー会社の告知を確認すること。
PHP のバージョンとサーバー会社を選ぶだけで、危険度と今やることが分かる。移行の相談もできる。
無料で診断する