WordPress が改ざんされていないか確かめる方法|PHP2Shell の対応が遅れたら
PHP2Shell は修正版の公開前に内容が漏れていた。対応が遅れたサイトが改ざんされていないか、確かめる場所と、見つけたときの手順をまとめた。
PHP2Shell は修正版の公開前に内容が外に漏れていたため、対応が遅れたサイトは攻撃を受けている可能性がある。WordPress が改ざんされていないかを確かめる方法をまとめた。
この記事の要点
- 知らない管理者・知らないファイル・書き換えられたページを探す
wp-content/uploadsに PHP のファイルがあれば要注意- WP-CLI の
wp core verify-checksumsで本体の書き換えを調べられる - 見つけたら、更新より先に「止める・残す・入れ替える」
確かめる場所
| 場所 | 見るところ |
|---|---|
| ユーザー一覧 | 知らない管理者が増えていないか |
wp-content/uploads | 画像の置き場なのに、.php のファイルがないか |
| WordPress 本体のファイル | wp core verify-checksums(WP-CLI)で、配布元と違うファイルがないか |
| サイトの表示 | スマホや検索からだけ、知らないサイトに飛ばされないか |
| Google の検索結果 | site:自分のドメイン で、作った覚えのないページが出ないか |
| Search Console | 「セキュリティの問題」に知らせが出ていないか |
見つけたときの手順
- サイトをいったん止めるか、メンテナンスの表示にする
- 今の状態を、そのまま別の場所に残す(あとで原因を調べるため)
- WordPress・サーバー・データベースのパスワードをすべて変える
- 改ざん前のきれいなバックアップから戻す
- PHP を修正版に、WordPress・プラグイン・テーマを最新にする
- サーバー会社に連絡する
上書きで消さない
見つけたファイルをすぐ消すと、どこから入られたか分からなくなる。まず今の状態を残してから作業する。
よくある質問
改ざんされているか、見た目だけで分かる?
分からないことが多い。管理者にだけ普通に見せて、スマホや検索からの訪問者だけを別のサイトに飛ばす手口もある。ファイルとユーザーも確かめる。
バックアップがない場合は?
WordPress 本体は配布元のファイルで入れ替えられる。ただしプラグイン・テーマ・データベースの中身の確認が必要になる。専門の業者に相談する。
PHP を更新すれば改ざんも直る?
直らない。更新はこれからの攻撃を防ぐもので、すでに置かれたファイルや書き換えは残る。
無料ツールPHP2Shell 脆弱性チェッカーPHP のバージョンとサーバー会社を選ぶだけで、危険度と今やることが分かります。参考にした情報
- php.net(2026年10月21日のセキュリティ告知)
- php.net:Supported Versions
- php.net:Unsupported Branches
- php.net:付録(移行ガイド)
- WP-CLI:wp core verify-checksums
この記事の情報
2026年10月22日時点の公開情報にもとづく。最新は php.net と、利用中のサーバー会社の告知を確認すること。
PHP のバージョンとサーバー会社を選ぶだけで、危険度と今やることが分かる。移行の相談もできる。
無料で診断する